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第9回 若手科学者によるプラズマ研究会
開催のご案内 【本研究会は終了いたしました】
将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第9回の研究会を下記の要領にて開催しますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
---------- 記 ----------
主題:燃焼プラズマに向けた計測と制御
昨年6月に国際熱核融合実験炉ITERの建設サイトが決定され、いよいよ燃焼プラズマ研究が具体化されようとしています。そこで本年度は「燃焼プラズマに向けた計測と制御」を主題として研究会を開催いたします。計測については、大学等多くの研究機関で分布計測や揺動計測などすばらしい成果が上がっておりますが、これらを燃焼プラズマに適用する場合には燃焼に起因する様々な困難が予想されます。大きな熱・粒子束やプラズマへの近接性の低下、中性子遮蔽との整合性などが挙げられます。制御については、燃焼による加熱が外部加熱より大きくなることによる加熱・電流分布制御性の低下や、自発電流を介した圧力分布と電流分布の結合によるシステムの複雑化などが考えられます。現在はこのような制約を回避するための新しい研究が重要になってきており、理論やシミュレーションからのアプローチも有用です。
本研究会では計測と制御のみならず、両者を結びつけるプラズマの動特性や自己組織化する複雑系の振る舞いについても議論が展開することを期待しています。若手科学者が議論を通して問題を共有し、固定概念にとらわれずにプラズマ物理の解明に貢献する、そのような場を提供できれば幸いです。 本研究会では口頭発表を基本とし、詳細な議論のためにポスター発表もお願いしております。ポスター発表では講演者が不在となることがないように原則として二人一組での参加をお願いしておりますが、ご希望があればご相談ください。 参加を希望される方は、1. 氏名、2. 所属、3. 職名、4. 住所、5. 電話番号、6. 電子メールアドレス、7. 講演の有無、8. 講演形式(口頭またはポスター)、9. 題目、10. 簡単な講演概要、11. 旅程と旅費希望の有無、12. 宿舎手配希望の有無(朝食希望時は和食/洋食の希望)を下記宛に電子メールなどでご連絡ください。また、ご不明な点につきましても下記までお問い合わせください。旅費につきましてはご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。
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