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第13回 若手科学者によるプラズマ研究会
開催のご案内 【本研究会は終了いたしました】
将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第13回の研究会を下記の要領にて開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。
日本原子力研究開発機構 先進プラズマ研究開発ユニット長
トカマクシステム技術開発ユニット長 森 雅博 ---------- 記 ----------
主題:プラズマ加熱・制御技術の進展と展望
「若手科学者によるプラズマ研究会」は、これまでコアプラズマあるいは周辺プラズマをターゲットにして研究を行う若手科学者が、プラズマという共通の研究対象を基にして集まり、分野横断的な若手ネットワークを広げる場を提供して参りました。ITERやJT-60SA等次世代装置の建設期に入った現在では、これらの装置において自律性の高いプラズマを得るために、より高度な加熱・制御技術の開発が重要であるとの認識が高まっており、そのネットワークをさらに広げる事が大切であると考えています。プラズマ加熱・制御の技術は要素技術開発の発展により加速され、多くの課題を乗り越えて装置・システムの高性能化を実現しています。そこで生まれた技術はプラズマ実験を支え、幅広いプラズマ理工学の展開に結びつくと共に、さらに新しい要素技術開発の後押しとなります。そのため、次世代の研究を主導する現在の若手科学者が、要素研究-装置・システム開発-プラズマ実験のそれぞれの立場から、魅力的な加熱・制御技術について共に考え、具体的な開発の目標を共有して研究を進めていくことが重要です。また、ITERに向けた加熱技術の開発は進展が目覚ましく、得られた開発成果を多様な実験装置に波及する事で、核融合業界全体の活性化に繋がるだけでなく、産業界に与えるインパクトも少なくありません。
そこで、今回の研究会では「プラズマ加熱・制御技術の進展と展望」を主題として、加熱装置に関わる研究開発やそれを用いたプラズマ制御技術、これからの開発の展望を紹介・議論する事により、各分野が抱える物理的・技術的課題に対して様々な観点から意見交換を行う機会になればと考えています。 なお、本研究会では幅広く知見を共有するための口頭発表と、より詳細な議論のためのポスター発表を合わせてお願いしています。ポスター発表で講演者が不在とならないよう2人1組での参加をお願いしていますが、1名での参加も可能です。 参加を希望される方は、参加申込みフォームをダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、2月14日迄にplasma-wakate@ml.jaea.go.jpへ送付願います。ご不明な点につきましては下記まで遠慮なくお問い合わせください。なお、旅費につきましては財源が限られているためご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。
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