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第12回 若手科学者によるプラズマ研究会
開催のご案内 【本研究会は終了いたしました】
将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第12回の研究会を下記の要領にて開催しますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
日本原子力研究開発機構 先進プラズマ研究開発ユニット長
森 雅博 ---------- 記 ----------
主題:プラズマ中の現象の解析手法・モデリング・予測の新展開
近年、ITERやJT-60SAといった次世代トカマク炉・実験装置の設計および運転シナリオの作成などをより具体的に進めることが、核融合・特にトカマクプラズマの業界において強く求められています。また、トカマク型以外の装置、例えば慣性核融合では米国においてNIF計画による燃焼プラズマ実験が予定され、ヘリカル型装置におきましてもヘリカル実証炉の設計などが進められています。これらの核融合炉・実験装置において「将来のプラズマ」を実現するには、プラズマ挙動・性能の予測は重要な課題です。この課題を克服するためには、既存の実験データの解析、理論・シミュレーション研究、モデリング研究などを駆使したプラズマ物理の理解、およびその成果に基づいた予測を行うことが重要です。そのため、大型装置のみならず中・小型装置において様々な実験データ解析手法の提案やモデリング研究、また計算機を用いた評価・予測を実現するためのシミュレーション手法の開発などが国内外を問わず精力的に行われています。
そこで、今回の研究会は「プラズマ中の現象の解析手法・モデリング・予測の新展開」を主題として、プラズマ物理の理解やプラズマ挙動・性能の予測を可能にする手法について、現状や今後の展望を紹介・議論する場にできればと考えています。本研究会では、これらのトピックスに関連する実験・理論・シミュレーションの成果を「将来のプラズマ」の実現を担う若手研究者に発表していただき、横断的な議論を通して今後の研究に資していただくとともに各分野において重要となっている研究課題に接する機会になればと思います。 本研究会では幅広く知見を共有するための口頭発表と、より詳細な議論のためのポスター発表を合わせてお願いしており、ポスター発表で講演者が不在とならないよう2人1組での参加をお願いしていますが、1名での参加も可能でございます。 参加を希望される方は、参加申込みフォームをダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、2月20日迄に plasma-wakate@ml.jaea.go.jp へ送付願います。ご不明な点につきましては下記までお問い合わせください。なお、旅費につきましてはご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。
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