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第10回 若手科学者によるプラズマ研究会
開催のご案内 【本研究会は終了いたしました】
将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第10回の研究会を下記の要領にて開催しますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
---------- 記 ----------
主題:ITERに向けたプラズマ科学の新展開
次世代の核融合研究開発の中枢となる国際熱核融合実験炉(ITER)計画に関する実施協定が、昨年11月に各参加極の代表により署名され、その活動が開始されました。そこで本年度は「ITERに向けたプラズマ科学の新展開」を主題として研究会を開催致します。ITERは、核燃焼プラズマの定常維持との観点で、プラズマ・核融合研究における重要なステップであります。ITERという言葉はトカマクにテーマを限定される印象があるかもしれませんが、この計画は人類の手で初めて燃焼プラズマを実現するというチャレンジでもあり、プラズマ研究を新しい方向に導くものと考えます。従って、我々は、トカマクに限らず様々な分野の知見を共有しあい、包括的な理解に資する必要があり、その中で1つの方向性として、ITERを見据えた活動も視野に入れていくことが不可欠であると考えられます。
プラズマ研究については、大学等多くの研究機関で計測技術や解析手法などの進展に伴って、すばらしい成果が上がっております。炉心プラズマに関しては、分布制御や高エネルギー粒子の挙動、崩壊現象、プラズマ・壁相互作用など、これらを様々なシステムのプラズマに対して包括的に理解するという新たな展開が必要になってきており、同時に理論やシミュレーションを用いた現象の解明が求められています。本研究会では、これらの多岐にわたるトピックスに関連する実験、理論、シミュレーション研究をご発表いただき、若手科学者が横断的な議論を通して問題を共有し、固定概念にとらわれずに将来のプラズマ・核融合研究に貢献する、そのような場を提供できれば幸いです。 本研究会では幅広く知見を共有するための口頭発表と、より詳細な議論のためのポスター発表を合わせてお願いしております。ポスター発表では講演者が不在となることがないように原則として二人一組での参加をお願いしておりますが、一名での参加もご希望があればご相談ください。 参加を希望される方は、下記の申込フォームに従って、1. 氏名、2. 所属、3. 職名、4. 住所、5. 電話番号、6. 電子メールアドレス、7. 講演の有無、8. 題目、9. 簡単な講演概要(数行程度)、10. 旅程と旅費希望の有無、11. 宿舎手配希望の有無(朝食希望時は和食/洋食の希望)を、2月9日迄に電子メール(plasma-wakate@ml.jaea.go.jp)などで下記宛にご連絡ください。また、ご不明な点につきましても下記までお問い合わせください。旅費につきましてはご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。
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