DEMO-2001
DEMO reactor designed in 2001
超臨界水冷却による原型炉概念 [設計:2001-2002]
冷却水を超臨界圧水(25MPa, 280-510°C)とするため高温で利用可能な酸化物分散強化型鋼(ODS鋼)をブランケット構造材料とした原型炉概念です。炉概念というよりもプラント概念の研究を目的としました。超臨界圧水の採用、ダイバータの熱の有効利用(ブランケット冷却水の前段加熱として)により、プラント熱効率が41%(直接サイクル)に達することを示しました。
設計パラメータ
核融合出力 2.3 GW
プラズマ大半径 5.8 m
プラズマ小半径 1.45 m
アスペクト比 4.0
楕円度 1.7
プラズマ電流 12.0 MA
安全係数 6.0
トロイダル磁場 9.5 T
規格化ベータ値 4
ブートストラップ電流割合 77%
電流駆動パワー 58 MW
平均中性子壁負荷 3 MW/m2
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