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核融合エネルギーの将来像を構想する

核融合炉システム研究グループ

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更新日 2009-06-29 | 作成日 2008-07-03

DEMO-2001

DEMO reactor designed in 2001
超臨界水冷却による原型炉概念    [設計:2001-2002]

DEMO2001.tiff冷却水を超臨界圧水(25MPa, 280-510°C)とするため高温で利用可能な酸化物分散強化型鋼(ODS鋼)をブランケット構造材料とした原型炉概念です。炉概念というよりもプラント概念の研究を目的としました。超臨界圧水の採用、ダイバータの熱の有効利用(ブランケット冷却水の前段加熱として)により、プラント熱効率が41%(直接サイクル)に達することを示しました。

設計パラメータ

 核融合出力          2.3 GW
 プラズマ大半径        5.8 m
 プラズマ小半径        1.45 m
 アスペクト比         4.0
 楕円度            1.7
 プラズマ電流         12.0 MA
 安全係数           6.0
 トロイダル磁場        9.5 T
 規格化ベータ値        4
 ブートストラップ電流割合   77%
 電流駆動パワー        58 MW
 平均中性子壁負荷       3 MW/m2

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